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リーダーシップについて考えてみる~自転車の乗り方を教えることからのヒント

2018.12.23

みなさま

 

メーリークリスマス!!楽しんでいらっしゃいますか?

クリスマスを前に近鉄弥富駅南口に金魚をモチーフにしたイルミネーションが出来ました。インスタ映えする名所になるはずです。

これは弥富市広報大使・やとみまたはちさんを中心とするスイートハートプロジェクト実行委員会が企画したものです。私も実行委員の端くれです。

なかなか関われないのがさみしいですが・・・。

 

このプロジェクトもまたはちさんのリーダーシップと人柄があってこそ成り立っています。

「こんなことやろう」と言い出す人と、「やりたい」という人が集まって、出来ることですよね。

人から言われてやらされる人はどこにもいません。

内発的動機づけで動いているといえますね。

 

仕事はどうなのでしょう・・・。

「こういうことやっていきたい」人が企業や病院が募集し、「やりたい」人を採用し、やっているはずです。

ところが「やってみたら違った」「考えが違う」「嫌いな人がいる」だけで簡単にやめる人が多いと感じます。

たぶん本当にやりたいことではないのかもしれませんが、それでも内発的動機づけで動く人もいます。

 

世界にはいろんな素晴らしいリーダーがいます。

 

又八さんも人間味あふれ、優しさにあふれ、とても大好きな友人の一人です。

 

ソフトバンクの孫さんのようにカリスマ性が高くビジョンに向かって突き進む人

石田淳さんのように、行動科学に基づいて、誰でもできるような体制を作る人

元メジャーリーガーの吉井さんのように教えない方が気づいて成長するという人もいます。

 

そんな時「松下幸之助」さんの一つの逸話を聞きました。

松下さんは零細企業から出発し、最初は優秀な人を採用することはできなかったようです。

そして「凡事徹底」と「覿面(てきめん)注意」を大切にしてこられたようで、凡事ができていない人ん三その場で厳しく注意する・叱るそうです・

 

後藤清一氏の「叱り叱られの記」によると親類の方と話していた中呼び出され、人前でも構わずコテンパンにどなっていたそうです。火かき棒でストーブをバンバンたたきながら・・・。

たたきすぎてひん曲がり「これをまっすぐにしてから帰れっ!」と・・・

 

今これをしたらさすがの松下幸之助さんもパワハラとか言われるのでしょうか…。

 

ちゃんとその後電話を指摘にかけていたそうです。

 

ちゃんとコミュニケーションを欠かさなかったので「叱り上手」と言われたのでしょうね。

松下流でポイントは

1.小事は大事(早期警戒)

2.合理主義絵の戒め

3.面前で叱る

 

事のようです。

 

尊敬されてコミュニケーションがとれていれば、叱られても、気にかけてもらえるうちならと、うれしいことかもしれません。

 

 

さて私はどんなタイプののでしょう…

 

技術を誇りに先頭で背中を見せる「職人」タイプなのでしょね・・・

そうなると本田宗一郎さんや井深大さんのような技術者出身の経営者が参考になるのでしょうか…

 

原点は「子供に自転車の乗り方を教える」事にあると思っています。

 

誰もがやった子ことの無いことには「不安」「恐怖」が付きまといますね。

一人で転んでも何度もトライする「創業者タイプ」の子供は別として、多くは自転車の場合後ろで親がしっかり支えているから「安心」してトライできるのであって、安心できる環境でトライさせられることが大事ですね。

「大丈夫」「やれる!」という勇気づけ、応援があって、初めてのことにも挑戦できやがて、支え無しでも一人で乗れるようになるのです。

 

私含めて、誰しもその成功体験があるはずなので、これを仕事に例えるとわかりやすいですね。

 

私は病院においては「後ろから支え」「応援する」人であり、技術で未来を切り開く本田宗一郎スタイルで、これからも現場を大切にしたいと改めて思った次第です。

 

今、村崎看護師長兼事務長とともに、新たな体制を作っています。副院長のは二人体制というのが理想ですが・・・楽しみにしていてください。