6月から獣医師として勤務しております、高橋果鈴と申します。
この場をお借りして、少し自己紹介させていただきます。
私は愛知県名古屋市の出身で、小さな頃から猫と一緒に過ごしてきました。いまはメインクーンという大型の猫さんと暮らしています。とても優しい自慢の家族です。これから、みなさんと、その大事な家族の生活がより良いものになるようお手伝いさせていただきます。
この場をお借りして、少し自己紹介させていただきます。
私は愛知県名古屋市の出身で、小さな頃から猫と一緒に過ごしてきました。いまはメインクーンという大型の猫さんと暮らしています。とても優しい自慢の家族です。これから、みなさんと、その大事な家族の生活がより良いものになるようお手伝いさせていただきます。
さて、そろそろ蒸し暑い季節になってきましたが、暑さ対策は万全ですか? 人は、気温が上昇して体温が上がると、体中から汗を出し、気化熱によって体温を下げます。 ワンちゃんの場合は、汗が出る部分が肉球の裏だけしかないため、ハァハァと呼吸をすることで体温を下げます。これはとても効率が悪く、人には適温でもワンちゃんには暑いことがあります。そのため、クーラーがついた室内でも注意が必要です。初夏は、高温多湿に体が慣れていないため、特に配慮する必要があります。
また、パグ等の短頭種や呼吸器系に病気のある子、肥満や被毛が密な子など、体温を下げることが苦手な子ほど、熱中症になりやすいです。お散歩は、涼しい時間帯を変えたり、クールバンダナなどの使用もいいですね。
もしも、呼吸が異常に速かったり、目の充血、よだれなどがみられた場合は、すぐに来院してください。応急処置としては、常温の流水で全身を濡らすのがいいでしょう。保冷剤やアイス枕は急激に冷やしすぎるため使用しないでください。 病院では、状態チェックを行い適切な処置をしますが、出来るだけ早く対処することが重要です。何か様子が変だと思ったら、すぐに病院にご相談ください。