さくら通信

Sakura communication
2020.11.04
ペットの病気
お腹の腫瘍が破裂したら・・・

みなさま

 

コロナの中、今年は静かなハロウィンでしたね。

そんな中当院は緊急手術の連続でした。

たまたまスタッフの飼育するワンちゃんでしたが、腹腔内の腫瘤が出血をしてショック状態でした。
すぐさま点滴を指示して血圧を維持、輸血の準備を並行して、手術を準備しました。

麻酔はオンラインで酪農学園大学の佐野忠士先生に見ていただき、状態に応じた対応をしていただきました。夜間の緊急手術にも関わらず、佐野先生に感謝しています。

手術の結果、手術前の予測通り、肝臓腫瘤の破裂であることを確認できました。

開腹してすぐ、500ml近い自己血の回収、自己血輸血を開始しました。

同時に素早くアクロサージというマイクロ波メスで切除凝血を実施し、無事に摘出できました。

 

緊急は状態の安定化と原因の除去を考えながら取り組むことが大切で、まさにチームワークが試される場面です。

スタッフの的確な行動で、手術に集中できるという状況でした。感謝です。

 

一晩疼痛コントロールをしっかりして、輸血犬からの輸血も無事終わり、手術翌日には退院できるまでになりました。

 

すごくよかったです。

 

理想としては、破裂前に発見できる方が望ましいです。これからも健診を大切にしていきましょう。

まだ年間パスポートの健診がお済でない方、秋冬健診も始まっていますので、どうぞご活用ください。

 

院長

 

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